50代看護師が転職エージェントを使って再就職したリアル体験    【後編】

お仕事の選択

前回の記事では、転職エージェントを利用して、
訪問看護ステーション3か所に面接を申し込むまでの過程を書きました。

そして今回は、面接までの準備や当日の様子、そして最終的にどのステーションを選んだのか。
50代看護師として転職エージェントを使って感じた本音を書いていきます。

面接前の準備って、何から始める?

かなり久しぶりの就職活動。
何から準備を進めればいいのか、やや不安ありの状態でした。

前回の就職活動は、今から10年以上前。
その頃は看護協会の就職イベントに参加し、そこで就職先を決めたことを思い出します。

イベント後に日程を調整して病院を訪問し、履歴書を持参して面接を受け、その後内定をもらう。
病院と自分が直接やり取りをする、そんな流れでした。

今回は転職エージェントを利用したことで、
自分がやらなくていいことが想像以上に多く、正直とても楽でした。

ここからは、実際に「どんなことをしてもらえたのか」を書いていきます。

まずは、3社の日程調整

私が気になっていた再就職先は、訪問看護ステーション3か所。

転職エージェントに、「面接に行ける日」「都合のいい時間帯」などを伝えると、
それに沿って日程を調整してくれました。

調整後は、
「この日程で問題ありませんか?」と確認があり、
OKを出してから先方と正式に決定、という流れです。

これを3社分、自分でそれぞれ連絡を取って調整するとなると……
正直、それだけで気が重くなりそうですよね。

日程調整をすべてお任せできたのは、本当にありがたかったです。

そして、履歴書と職務経歴書の準備

面接前に準備するものといえば、履歴書と職務経歴書です。
履歴書はこれまでにも何度か書いたことがありますが、職務経歴書は今回が初めてでした。

転職サイトから、履歴書・職務経歴書を入力するだけで作成できるツールが送られてきて、
まずはそこに入力していきました。

今はこんな便利なツールがあるんだなぁ」と、ちょっと感動。
文章は大まかに作り、AIにも少し手伝ってもらいながら入力しました。

作成した履歴書と職務経歴書はエージェントの方も確認できるので、内容をチェックしてもらい

  • 修正した方がいい部分
  • このままで問題ない部分

など、具体的なアドバイスをもらいながら仕上げることができました。
一人で悩まなくていい、という安心感は大きかったです。

面接に向けての準備

面接ってどんなことを聞かれるかな?
一般的なことは何となくわかるけど、最近はどうなんだろう?

訪問看護ステーションの面接時によく聞かれることだったり、そのステーションで
過去に聞かれた内容なども一通り教えてもらいました。

なので、聞かれるかもの内容に対する返答について考えておきました。

あとは、改めて各社のホームページやブログなどがあればそれらをチェックして
どんなことを大事にしてるのかなとか、情報収集してみました。

「面接では、どんなことを聞かれるんだろう?」
一般的な質問は何となく想像できますが、最近の面接事情は正直よく分かりません。

エージェントの方からは、

  • 訪問看護ステーションの面接でよく聞かれる質問
  • 実際にそのステーションで過去に聞かれた内容

などを一通り教えてもらいました。
それをもとに、「こう聞かれたら、こう答えよう」と、事前に返答を考えておきました。

また、各ステーションのホームページやブログがあれば目を通し、

  • どんな理念を大切にしているのか
  • どんな雰囲気なのか

といった点も改めてチェックしました。

いよいよ面接当日

いよいよ面接当日を迎えました。

今回、3か所のうち1か所は、転職エージェントの同行が可能とのことだったので、
同行していただきました。

訪問診療が母体の訪問看護ステーション
こちらはエージェントの同行が可能だったため、面接前に待ち合わせをして一緒に伺いました。

面接は、管理者の方と訪問診療の院長との二者面接。

管理者の方は、私よりも明らかに年下の方でした。
履歴書と職務経歴書にしっかり目を通したうえで、これまでの経歴や背景についての質問が中心。

雑談はほとんどなく全体的に緊張感のある、少し硬めの雰囲気の面接でした。

新規立ち上げの訪問看護ステーション
こちらは、まだ訪問看護ステーションが開設前で準備段階。
そのため、面談は本社で行われました。

面接は、総務の方、訪問看護ステーションの責任者、管理者の方の3名。

管理者の方は、私と同年代の方でした。
主に管理者の方から、「どんな看護をしてきたのか」「看護に対する考え方」について
質問がありました。

「これからみんなで話し合いながら作り上げていきましょう」
「よかったら、一緒に働きましょう」

そんな言葉から、
“一緒にスタートする仲間”として迎えたいという雰囲気が伝わってきました。

病院が母体の訪問看護ステーション
こちらは、訪問看護ステーションが入っている建物内の面談室で行われました。

面接は、訪問看護の管理者、訪問診療の看護師、事務長の方の3名。

管理者の方は少し年上で、在宅看護の認定看護師として大学で講師もされている方でした。

とても笑顔が印象的で、訪問看護と認定看護師としての仕事を両立しながら、
忙しくも楽しそうに走り回っている姿が目に浮かぶような方。

ステーション全体のアットホームな雰囲気も感じられ、
「ぜひ一緒に働きましょう」という気持ちが自然と伝わってきました。

3社の面談を終えて思ったこと

あくまで面接の中で感じたことですが、
管理者の方との相性はやはり大きいと感じました。

これは、病棟での師長さんとの相性に近いものがありますよね。

もちろん、実際に働いてみないと分からない部分もありますが、
第一印象や面接時の空気感は、やはり大切だなと思いました。

最終的に選んだ新たな職場は

ありがたいことに、面接から1週間ほどで、3社すべてから内定をいただきました。
その際に、お給料の条件も提示されました。

  • お給料
    (基本給・残業代・賞与・昇給・各種手当を含めた想定年収)
  • 面接時の雰囲気
  • 通勤時間や通勤手段
  • 職場の様子
  • 管理者の方の人柄や考え方

これらを総合的に考えたうえで、最終的に自分が一番ワクワクした職場を選ぶことにしました。

それが、新規立ち上げの訪問看護ステーションです。

訪問看護は初めての分野ですが、一からみんなで作り上げていけること、
新しい経験ができそうなことに強く惹かれ、決断しました。

転職エージェントを使って良かったこと

実際に利用してみて、転職エージェントを使ってよかったと感じた点は、次の通りです。

  • 希望に沿った求人情報を、たくさん提案してくれる
  • 求人票には書かれていない、職場のリアルな情報を教えてくれる
  • 面接の日程調整を代行してくれる
  • 履歴書や職務経歴書を丁寧に添削してくれる
  • 面接前に、聞かれそうな内容を事前に共有してくれる
  • 内定を辞退する際の連絡を代行してくれる
  • 苦手なお給料交渉を任せられる

これをすべて、自分ひとりでやろうと思ったら……
正直、かなり大変だったと思います。

そう考えると、転職エージェントは「利用しない手はない」そう感じました。

50代の転職を振り返って

50代での再就職は、正直、不安も迷いもたくさんありました。

年齢で断られる現実に直面したり、「本当にこの選択でよかったのかな」と
立ち止まることもありました。

それでも、転職エージェントを利用したことで、ひとりでは見つけられなかった選択肢に
出会えたり、安心して一歩ずつ進める環境があったことは、
私にとってとても大きな支えだったと感じています。

同じように悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

次回は、転職活動を終えてからこそわかった転職エージェントの活用の仕方について
書いてみようと思います。

また、新たは職場での経験についてもお伝えできたらと思っています。

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